2012年12月26日

お正月恒例のお楽しみ

お正月の恒例行事と言えば「コイン探し」です。

私の実家には、毎年、元日か2日に親族が全員勢ぞろいします。
大人12人、子供6人、総勢18人にもなります!

新年のあいさつを済ませ、杯を交わし、大人たちがほろ酔いになったころに、そのゲームは始まります。

大人が持っている小銭を、一室に隠す「コイン探し」です。
この日のために大人は小銭を用意しておくのが、暗黙のルールです。
隠している間、子供たちは別室で待機して整うのを待ちます。

大人が隠し終わったら「ゴー!」の掛け声とともにコイン探しが始まります。
ただし、探すのにも条件があり、年が小さい順から時間差で探すことにしています。そうでないと、大きい子たちばかりがコインを探しあてるからです。

一見、何んの興味もわかないようなゲームですが、お正月でお酒を飲んでいるということもあって、大人たちの気持ちも大きくなります。ほとんどは10円・50円・100円ですが、おせち料理の器の下とか、観葉植物の葉っぱの間とか、見つけられないような場所に千円札を隠したりするのです。

子供たちが探している姿を大人もそばで見ているので、自分が隠した場所に子供が近づくとそわそわします。しかも、その場所に隠したお金が大金であればあるほどそわそわしてしまうのです。子供もそれに気づいて徹底的に探し回ったりしています。その光景が、私の実家でのお正月です。  


Posted by ケッコマ  at 21:17